工作機械のリニューアル案件です

古いが現役の工作機械をリニューアルしました。

(※従来のお客様のみの対応です)

わが社の会長が現役時代から修理させて頂いていた機械です。お客様は先代のお孫様が現社長という永いお付き合いのお客様です。

制御回路、配線等が劣化で故障したが機械部分はまだまだ使えるため、制御関係を配線含めリニューアルいたしました。

破損部品や新規配線ガイドなど3Dプリンタ出力で賄いました。

リレーシーケンスをPLCで置き換え、細かい動作タイミング等をプログラムで簡単に変更出来るようにしました。

 

オムロン旧PLC環境の動作確認(C120、C**H、C200H、C500、C1000H、C2000H)

シーケンサ(C28H)+上位リンクユニット(C120-LK201-V1)+MS-DOSマシンにて、

動作実験(プログラム読出、書込、モニタ、照合)に成功しましたのでご報告いたします。

同じ組合せで次のOMRONシーケンサに対応可能です。ご確認下さい。

(C120、C**H、C200H、C500、C1000H、C2000H)

OMRON C500対応状況 2017/05/22

シーケンサ OMRON C500(2004/3生産中止)当社対応状況

(重要)C500実機が無い為、通信テスト等を実施しておりません。

関連する機材として下記を所有しております。

  1. ローダソフト(MS-DOS3.3) SSS-V1.02 SYSMACサポートソフト V1.02
    • 2017/05/21 起動確認、C500対応確認しました。  
  2. 上位リンクユニット C120-LK201-V1
    • 2017/05/21 動作未確認です。C500実機が無い為。
  3. (参考情報)プリンタ PC-PR201 を所有しておりません。
    • 簡単にローダ図を出力出来ません。

C500 Manualdownload:

http://www.fa.omron.co.jp/products/family/1795/download/manual.html

C500との接続ケーブル

パソコン ユニット ネットワークタイプ
(シリアル通信モード)
形式 長さ 接続図
(パソコン
側ポート)
(ユニット
側ポート)
DOS/V D-SUB
9ピン
オス
CPUユニット *1 内蔵
ペリフェラル
ポート
上位リンク(SYSWAY) 形C200H-IP007
+形CQM1-CIF02
3.3m
上位リンクユニット
*2
形C500-LK203
形C500-LK201-V1
C120-LK201-V1
内蔵
RS-232Cポート
D-SUB 25ピン
メス
形XW2Z-200P-V 2m B
形XW2Z-500P-V 5m

*1. CPUユニットは、2004年3月に生産中止しています。
*2. 形C500-LK203、形C500-LK201-V1、形C120-LK201-V1は2006年3月に生産を中止しています。(推奨代替商品はありません)

変わり種案件?? 生産を継続させながらPLCシステムを入替え Siemens STEP5からKEYENCEへ移植作業(過去実績のご紹介)

かなり前になりますが、生産を止めずにSiemencePLCを国産PLCへ換装するというお仕事をいたしました。
SiemenceからKeyenceへ、生産を止めずにsystem移行作業

keyencePLCに切り替えた結果、使い慣れたローダソフトでタイミングチャート等を使えるようになり、トラブル発生時の原因究明と復旧時間が短縮されました。

※休日作業で下準備を定期的に行った上に少しずつ作業を進めました。

  1. 入力の二重化–Siemenceの入力にKeyenceの入力を並列に追加する。
  2. Siemeceの動作モニタとKeyenceの動作モニタを同時に行い、プログラム解析、動作解析を行う。
  3. プログラムの移植作業–上記解析を行い、keyence側で移植プログラムを完成させた。
  4. 出力の二重化と出力の入替–SeimenceとKeyenceのプログラムが同時並行で動作している状態にして、ブロック毎に少しずつ、SiemenceからKeyence出力へ切替を行う。
  5. 上記作業を進めて行き、最終的に全てのSiemence出力をKeyence出力へ切替完了した。

 

SiemenceSETP7–I/OがProfiBUS で構成されたSystemを、CPUのみPanasonicPLCへ換装する

過去実績のご紹介です。

ヨーロッパから輸入された装置にはSiemencePLCが採用されていますが、プログラムがニーモニックで作成されていたり、Jump命令が多用されていたりして、解析が難しく、動作時のトラブルシューティングも難しく、お困りのお客様がおられるようです。

少し前のSiemencePLCの場合、I/OはCPU直結のBusではなく、Profi-Busにて構成される場合が普通のようです。

当社では、SimaticS7-CPU+Profi-Busで構成された制御装置をCPUのみ、国産のPanasonic FP-2SHに換装いたしました。