(訂正追記-MobileSDK)ドローンDJI Phantom4Adv.本体ログファイル読み出し解析する

お客様所有ドローン利用法のご相談で、GPSデータログが欲しいとのこと。下記の方法を試しましたが本体Logファイルを読みだして解析が出来ました。

  1.  (調査のみ未着手)iPhoneプログラム作成し対応出来ないかDJIのSDKを調査。
    • (01/16追記)MobileSDK class DJIFlightControllerStateプロパティaircraftLocationにて取得。
    • (01/16追記)Sensorデータ10Hzで取得出来るような別の記述あり。
    • Metrice対応OnboardSDK(本体用)でGPS関連のクラスが有りました。
    • Phantom、MavicだとMobileSDKで地上のコントローラGPS情報しか取得出来ない?(そんな筈無いと思うけど)
  2.  (出来ました)ドローン本体からLogファイル読出し→解析ソフトにより各種情報を取得。
    • DJI Assistant 2 にてドローン本体とパソコンを接続、Logファイル読出し。
    • DatCon にてDatファイル解析、書き出し。

温度調節計の制御比較

お客様に許可を得て、現場で映像を撮らせて頂きました。電流計の動きを比較して見てみると興味深いです。(業界の人だと機械の作動音で何作ってるか判るかも)

どちらもヒーター制御はSSR(半導体リレー)にて、PIDオートチューニング済み。設定温度はどちらも140℃

制御方法は、左が単純なON/OFF、右がサイクル制御(ゼロクロスON/OFF)

右が若干追従性が良いです。

電流計の動きを見ると、右は常に小刻みに加熱のイメージ、左は温度が下がってきたらドンと加熱するイメージなのがわかります。

 

 

名古屋市工業研究所(nmiri)の振動実験装置

大変ありがたいことに、名古屋市工業研究所にて加振設備を時間貸しにて使用させて頂くことが出来ます。競輪の資金で一部設備の助成?もされているようです。感謝いたします。

1.コンポジット部材振動特性評価解析装置(水平補助テーブル付振動試験機)
http://www.nmiri.city.nagoya.jp/cgi/conveniences/page.cgi?act=page&id=266

(ページ抜粋)

駆動方式 :動電型
加振力 :正弦波30kN, ランダム波30kN rms, ショック波60kN peak
最大加速度:正弦波900m/s2, ランダム波630m/s2 rms, ショック波1500m/s2 peak
最大速度 :正弦波2.0m/s, ランダム波2.0m/s rms, ショック波2.5m/s peak
最大変位 :76.2mmp-p
周波数範囲:垂直方向5-2600Hz, 水平方向5-2000Hz
計測CH数 :4ch
画像計測 :加振機に同期した高速画像計測による伝達関数測定が可能
静音試験 :ブロアーを停止して10分間の加振が可能(無負荷時)

2.恒温槽付ランダム振動試験機
http://www.nmiri.city.nagoya.jp/cgi/conveniences/page.cgi?act=page&id=33

(ページ抜粋)

加振力:サイン 10.0 kN (1020 kgf)
ランダム 8.0 kNrms (816 kgfrms)
ショック 25.0 kN (2549 kgf)
最大加速度(無負荷時)
:サイン 645.1 m/s2 (65.8 G)
ランダム 516.1 m/s2rms (52.6 Grms)
ショック 1612.9 m/s2 (164.5 G)
最大速度 : 2.0 m/s
最大振幅 : 56 mmp-p
周波数範囲 : 5 Hz ~ 3 kHz
可動部重量 : 15.5kg
振動試験方法 : 正弦波(固定、対数・線形周波数掃引、プログラミング)、ランダム波、ショック

恒温恒湿槽仕様(VC082DAFXS(32)P2R)

槽内寸法 : 800W x 800H x 800D mm
温度範囲 : -40 ~ +150℃
湿度範囲 : 30~98%RH
昇温時間 : +20 ~ +150℃ 60分
降温時間 : +20 ~ -40 ℃ 60分