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小型シーケンサ(PLC)に防振対策を施す

お客様が使用環境(振動)にご不安をお持ちのため、小型シーケンサに防振対策を施します。

写真は処置前の分解直後の写真です。今迄の経験に基づき振動で不具合が出やすい箇所に処置をしていきます。

着手にあたり、下記ポイントをご承認いただきました。

  1. メーカー保証は一切受けられなくなる。
  2. 分解時に筐体の弱い部分が割れたりツメが折れたりする場合が多い。
  3. 失敗した場合、装置を壊す場合がある。

温度調節計の制御比較

お客様に許可を得て、現場で映像を撮らせて頂きました。電流計の動きを比較して見てみると興味深いです。(業界の人だと機械の作動音で何作ってるか判るかも)

どちらもヒーター制御はSSR(半導体リレー)にて、PIDオートチューニング済み。設定温度はどちらも140℃

制御方法は、左が単純なON/OFF、右がサイクル制御(ゼロクロスON/OFF)

右が若干追従性が良いです。

電流計の動きを見ると、右は常に小刻みに加熱のイメージ、左は温度が下がってきたらドンと加熱するイメージなのがわかります。

 

 

RaspberryPiとSimaticIOT2020 案件

データ受信して簡単な制御を行いたい、尚且つ安価で、とお引き合いを受けまして、文字列処理が充実してそうなPythonで初めて開発してみようかなと考えています。

良いご提案が出来る様に頑張ります。


ここですべての写真をご覧ください: https://www.amazon.co.jp/clouddrive/share/sKHuNkVCFLBD7NUvgO7WPk23W71KxIz7GbuFqRkLBUD

驚き!google検索でわが社3番目に表示されてる!検索ワード(IOT2020 + Python)

ちょろっと動作テストした顛末の投稿だったのにgoogle検索3位に!(2017/07/12 4位から3位に上昇していました(笑))

ビックリしました!

https://www.google.co.jp/search?q=IOT2020+python&oq=IOT2020%E3%80%80python&aqs=chrome..69i57.4835j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8

記事紹介:三菱電機名古屋製作所とC言語コントローラー開発話、アルテラSoc採用

三菱 C言語コントローラーの開発話。

https://www.aps-web.jp/magazine/altera/v11/

最新のFAコントローラに「アルテラSoC」を採用 三菱電機が描く新しいモノづくりを支援する

FA機器市場で高いグローバルシェアを誇る三菱電機は、従来の産業用パソコンを置き換える最新の「C言語コントローラユニット(R12CCPU-V)」に「アルテラSoC」を採用した。高性能、小型化(ARM®とFPGAの統合)、低消費電力などが採用の決め手になったという。三菱電機グループ内で「名電(めいでん)」と呼ばれている同社の名古屋製作所で、開発についてお話を伺った。

Windows10の .NetFrameWork3.5を有効にする

Windows10の .NetFrameWork3.5 を有効にする

メインのパソコンが古くなり、現場用へ持参しても色々不自由することが増えてきましたので、Windows10マシンを購入しました。Windows7でないと使えないアプリが山ほどあるのをコロっと忘れて。。

エンジニアリングソフトウェアを

Windows10に導入するにあたり、.NetFrameWork3.5の有効化を要求されました。ネットで調べて有効化を実行しました。

  1. 「田」キー ⇒ WindowsSystemツール ⇒ コントロールパネル
  2. プログラム ⇒ プログラムと機能 ⇒ Windowsの機能の有効化または無効化
  3. 一番上に.NetFrameWork3.5が出てくるのでチェックを入れる。

名古屋市工業研究所(nmiri)の振動実験装置

大変ありがたいことに、名古屋市工業研究所にて加振設備を時間貸しにて使用させて頂くことが出来ます。競輪の資金で一部設備の助成?もされているようです。感謝いたします。

1.コンポジット部材振動特性評価解析装置(水平補助テーブル付振動試験機)
http://www.nmiri.city.nagoya.jp/cgi/conveniences/page.cgi?act=page&id=266

(ページ抜粋)

駆動方式 :動電型
加振力 :正弦波30kN, ランダム波30kN rms, ショック波60kN peak
最大加速度:正弦波900m/s2, ランダム波630m/s2 rms, ショック波1500m/s2 peak
最大速度 :正弦波2.0m/s, ランダム波2.0m/s rms, ショック波2.5m/s peak
最大変位 :76.2mmp-p
周波数範囲:垂直方向5-2600Hz, 水平方向5-2000Hz
計測CH数 :4ch
画像計測 :加振機に同期した高速画像計測による伝達関数測定が可能
静音試験 :ブロアーを停止して10分間の加振が可能(無負荷時)

2.恒温槽付ランダム振動試験機
http://www.nmiri.city.nagoya.jp/cgi/conveniences/page.cgi?act=page&id=33

(ページ抜粋)

加振力:サイン 10.0 kN (1020 kgf)
ランダム 8.0 kNrms (816 kgfrms)
ショック 25.0 kN (2549 kgf)
最大加速度(無負荷時)
:サイン 645.1 m/s2 (65.8 G)
ランダム 516.1 m/s2rms (52.6 Grms)
ショック 1612.9 m/s2 (164.5 G)
最大速度 : 2.0 m/s
最大振幅 : 56 mmp-p
周波数範囲 : 5 Hz ~ 3 kHz
可動部重量 : 15.5kg
振動試験方法 : 正弦波(固定、対数・線形周波数掃引、プログラミング)、ランダム波、ショック

恒温恒湿槽仕様(VC082DAFXS(32)P2R)

槽内寸法 : 800W x 800H x 800D mm
温度範囲 : -40 ~ +150℃
湿度範囲 : 30~98%RH
昇温時間 : +20 ~ +150℃ 60分
降温時間 : +20 ~ -40 ℃ 60分

シーケンサ(PLC、三菱FX3S) 振動が激しい環境での使用検討と評価実験

AGV、可搬装置、トラック搬送する装置にシーケンサ搭載する場合および、振動発生源と同一フレームにシーケンサを搭載する場合の検討。

三菱電機様 FX3S シリーズのマニュアルより、振動に関する項目を抜粋いたしました。ご検討下さい。マニュアル名:jy997d48501d.pdf

下に掲載したbmpファイルのpdfバージョン有りますので必要であれば差し上げます。

振動評価試験が必要な場合は公共研究所にて実験を行いますのでお申し付け下さい。

オムロン旧PLC環境の動作確認(C120、C**H、C200H、C500、C1000H、C2000H)

シーケンサ(C28H)+上位リンクユニット(C120-LK201-V1)+MS-DOSマシンにて、

動作実験(プログラム読出、書込、モニタ、照合)に成功しましたのでご報告いたします。

同じ組合せで次のOMRONシーケンサに対応可能です。ご確認下さい。

(C120、C**H、C200H、C500、C1000H、C2000H)

電気機器における定格

「定格」についてのおさらい。

WikiPedia「定格」より https:///wiki/%E5%AE%9A%E6%A0%BC

電気機器における定格:
電気を用いる機器やシステムでは、設計上安定して使用できる電圧や電流があり、これを定格としている。ただし、一般に定格の値は余裕を持って定められており、一時的であれば定格を超えて使用できる場合もある。この場合は、一瞬たりとも超えてはならない値として絶対最大定格または瞬間最大などが別途定められている。